2009/04/02

台湾ツーリング自転車・完成

なにせ明日、台湾に向けて出発なもので、
さすがに自転車も完成しました。
こんな具合です。



ベースは先にも書いたように《ジャイアント・トランスX3》。
フルサスを選んだのは、愛しているから、ももちろんですが、
台湾の路面は、かなりラフでタフと聞いたからです。
こいつに、舗装路用のタイヤを履かせれば、
走りの軽さに加え、前後サスのおかげで、
路肩とか段差とかがたがたとかを無視した
ハードな(でたらめな、とも言う)ライン取りでも、
パンクを気にせずスムースに走れちゃうからです。
モールトン博士(アレックス・モールトンですね)の理論を
なぞっている、という言い方もできます。



そこでタイヤは、
《タイオガ・シティスリッカー・プロ 1.25》にしました。
通常履いている700cホイールでは、同じく《タイオガ・コモド》を
愛用しており、この粘つくグリップ感を、
26インチタイヤでも体験したかったのです。
ちなみにリンプロジェクトの26インチ・ホイールのライダーは、
結果的に、みんなこいつ(『プロ』ではないけれど)を履いてます。
サイドが青かったのが、うれしい誤算。フレームにぴったりー。



フロントバッグには《トピーク・ツアーガイド ハンドルバッグ》。
こいつは、もう何年も愛用中。
自転車走行時用のカメラバッグとして、世界中で活躍してきました。
中には、取材用カメラ機材一式がすべて入っています。


すべて、とはいっても、ボディ1台、マニュアルレンズ2本(28mm、50mm)、予備バッテリー、USBコード、SDカード数枚、という構成。
いまそこに見えるものだけを撮るやり方なので、ストロボは使いません。
これらを、腰にぶら下げられる小さなカメラバッグにつめて、
それをまた、このフロントバッグに入れる、という
ポッド式システムが完成しています。




で、後ろには、同じくトピークの《ダイナバッグDX》。
リアサスは、シートポストに取り付けるキャリアしかつけられないため、
であれば、キャリア+セミハードケースという、最近の流行に
乗ってみようかと。ケースが一発で着脱可能なのも、すてきです。



これには、サドルバッグ代わりとして、
工具一式、タイヤ用ポンプ、サス用ポンプ、雨具、輪行バッグといった
自転車に必要系なグッズをすべて収納しています。自転車と一緒に
ラゲッジとして、飛行機に預けちゃうつもり。



で、最近の完成車には、なぜか付属していないペダル。
これは『ハイ・グリップ番長』との異名を取る
《シマノ・DX》で決まり。ていうか、これ以外のペダルは持ってません。
ビンディングペダルは、個人的な理由(膝のじん帯を切っている)もあり、
使いません。嫌いです。ペダリングをまあるくスムースにすればすむ話。

残りの荷物、着替えとかそういったものは、すべてバックパックに背負います。
台湾は寒くないので、厚手のものが必要なく、身軽にいけます。
バックパックの中身に関しては、ちかぢかお伝えします。

これで、バックパック+自転車、というシンプルな
自転車・高飛び・システムの完成。場合によっては空港まで
自走していくのも可能です。もちろんしませんけど。

これで自転車は完成。総重量を測ってみたら、


20kg強となりました。ちなみに前後の重心バランスも
空荷の状態と同じような付近にあるので、
走りの感じが変になることもないでしょう。たぶん。



フロントバッグとワイヤーロックは外して機内に持ち込むので、
輪行しても、飛行機預け荷物のMAX重量20kgをなんとかクリア。
輪行バッグのサイド部には、段ボールを入れておいて、
付いたらあちらの空港で捨ててしまうつもりです。
帰りも、なんとかどこかで段ボールをゲットして、帰ってきます。

じゃあ、明日、いってきます。

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