2010/04/29

ガレージセールの件

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進めております。

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もうよくわかんなくなってきました。

あさってから、5日間。ぜひ冷やかしにきてください。

2010/04/28

ゴールデンウィーク・セールを行います。

Rin Project Logo
リンプロジェクトは、
株)シャノアという会社が作っています。


株)シャノアは、毎年ゴールデンウィークに、
製品サンプル、型落ち、商品にはなりにくいB品を販売する
ゴールデンウィーク・セールを行っています。

もちろん今年も、行います。
2010年5月1日〜5日、13:00〜19:00
リンプロジェクト・カスタマーショップにて。
この機会に、ぜひ、ご利用ください。
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さいきんかなり奥まで入ってくるようになった、
グーグル・ストリートマップさんでは、こちら



『秘密基地』『隠れ家』とも称され、
『1度訪ねただけではたどり着けない』と評判の(ごめんなさい)
リンプロジェクト・カスタマーショップも
グーグルさんレベルでは、まだまだ隠れ家です。


また、加えまして、
リンプロジェクト・カスタマーショップから徒歩30秒の
リンプロジェクト・ガレージにて、
『シャノア/ガレージ・セール』も同時開催いたします。

こちらの『シャノア/ガレージ・セール』では、
レンタルサイクルのベースでもあるガレージに眠る
サイクルパーツ、リサイクルパーツ、タイヤ、
ジーパン、服、バッグ、本、ほか、もろもろ
(中古もございます)
を、ガレージセールなりの案配&采配で、お分けいたします。

ただ、あくまでもガレージセールなので、
1)ノー・クレーム
2)ノー・リターン
3)ノー・クェスチョン
4)ノー・クレジットカード
5)秘密厳守
にて、お願いいたします。

それでは、みなさまのお越しを、
カスタマーショップ、ガレージ(ショップ)にて
お待ちしております。


【リンプロジェクト 
2010 ゴールデン・ウィーキング】

2010/04/26

2010年ゴールデンウィーク中の営業について

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平素からリンプロジェクトをご愛顧頂きまして、
誠にありがとうございます。

2010年ゴールデンウィーク中、
株)シャノアはカレンダー通りに業務を行います。
土曜、日曜、祝日は、休業とさせていただきますので、
よろしくお願いいたします。

なおカスタマーショップは、
2010年5月7日まで休まず営業しております。

お電話を受けることはできますが、
出荷、ご注文、お問い合わせといった通常業務は、
土・祝祭日はお休みさせていただいておりますので、
ご了承ください。

以上、よろしくお願いいたします。

株)シャノア / リンプロジェクト

2010/04/24

無料パンク修理講座

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きゃあ、パンクだ。


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慌てず騒がず、まずはこいつらを用意しましょう。

1)空気入れ(携帯用空気入れも可)
2)パンク修理キット
  タイヤレバー(3本が理想的)
  タイヤパッチ
  (ノリが付いている最近のかっこいいパッチが便利)
  紙ヤスリ

 オプション;水をためた洗面器


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この手のものを、一つ持っておくと、超安心です。


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うちのこれに付属しています。
5032 ツールキット

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ホイールを外します。太いタイヤのものは
ブレーキを解放します。
写真はVブレーキですが、
ロードバイクなどに使われるキャリパーブレーキにも
同じような機構が付いているので、それを使って。


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クイックリリースをゆるめます。


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前輪の場合、フォークには、脱落防止ツメが付くので、
すこし多めにクイックリリースのスキュアーをゆるめ、
ホイールを外します。

クイックリリースの正しい使い方は、
最寄りの自転車プロショップ
または自転車好きにお訪ねください。


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フレンチバルブの場合、口金をゆるめます。


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バルブの根元にロックナットがある場合は、
これもゆるめて取ってしまいます。


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それでは、タイヤレバーの出番です。


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タイヤレバーを差し込む位置は、
バルブの反対側がグーでしょう。


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リムとタイヤの間に、タイヤレバーの先を差し込みます。


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反対側にフックが付いているタイヤレバーは
こうやって、スポークに引っ掛けて使います。


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達人ならタイヤレバー1本でタイヤは外せますが、
我々は、2本つかいます。もう1本は、タイヤレバー
1本分ぐらい離れた場所に差し入れます。


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こんな具合です。


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1カ所タイヤが外したら、あとはリムから
タイヤをはがすように取ります。
タイヤレバーの先端で、
チューブを傷つけないようにしましょう。


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タイヤは片側だけ外せば大丈夫です。
両側を外すと、あとでめんどくさいことになります。
チューブは、バルブの部分を最初に抜きます。


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チューブを完全に取り去ります。


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タイヤの裏を、確認します。
トゲやクギなどが刺さっていないか、
なにか入ってたりしないか、
などを確認します。

もし、タイヤ自体に穴があいているようなら、
裏からガムテープを貼っておけば、なんとかなります。
(布ガムテープを短く切って、なにかに巻き付かせて
ツールキットに忍ばせておくと重宝します)


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パンクのだいたいが、
この『スネークバイト』と呼ばれる
穴が2カ所空いたもの。
ヘビが噛んだように見えるから、
スネーク・バイト。


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なんでスネークバイトになるのかというと、
タイヤがつぶれて、路面とリムにチューブがはさまれて、
こんな具合に穴が空くから。


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修理します。紙ヤスリで、穴周辺を軽く削ります。
パッチの大きさよりも大きな範囲を削ります。

パッチのノリがくっつきやすくするためなので、
あまりガリガリ削る必要はありません。
なんか、均等に、荒らす感じ。


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穴は2カ所あるので、
この後の作業は、2枚のパッチを使って
行う方が、確実です。


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ノリ付きパッチをはがします。


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心迷うことなく、パッチをゆっくりと貼ります。
パッチの中に空気が入らないように貼ります。


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固いもので、パッチを上から押し付けます。
ゴシゴシこするのではなく、グッ、グッと
パッチをチューブに確実に密着させる感じです。
もし、空気が入っていたら、タイヤレバーをうまく使って
抜いてしまいましょう。


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すべての穴をふさいだら、空気が抜けていないか
ここで点検します。もし、穴をふさいだことに自信があるなら、
次の作業は省いてかまいません。


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ある程度空気を入れたチューブを、
オプションの水を張った洗面器の中に浸け
空気の漏れがないことを確認します。

パッチを貼った場所だけでなく、
チューブ全体を付けてみるのがお勧めです。
ついでにチューブをきれいにしてしまいましょう。


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チューブをタイヤに戻します。
チューブに軽く空気が入っていると、入れやすいです。

またこのとき、チューブに軽くベビーパウダーなどの粉を
振っておくのが筋ってものなのですが、今回は、さぼります。


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バルブを、リムの穴に差し込みます。
写真では、タイヤは完全に外れていますが、
みなさんの場合、タイヤはくっついているはずです。


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もし外れてしまっているのなら、この後の作業は
【タイヤを『片側だけ』取り付けた状態】
にして、行ってください。両側の外れたタイヤとチューブは、
そのままでは、元には戻りません。


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タイヤ内側にあるビードを、
リムの内側にはめ込んでいきます。
バルブのあたりから始めると、のちのち良いでしょう。


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ホイールの両側から、均等にはめ込んでいきます。


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リムとタイヤの間に、チューブを挟み込まないよう
細心の注意を払いましょう。
これを怠ると、あとで空気を入れたときに、
周囲に響き渡るようなものすごい音がして、
またパンクします。


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とうとう手では入らなくなったら、
再びタイヤレバーの出番です。


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タイヤレバーの先をリムに引っ掻け、
てこを使うようにして、
ビードをリムの内側に滑り込ませます。

このとき、タイヤレバーでチューブを傷つけないように
チューブをリムとタイヤの間に挟み込まないように、
さらに細心の注意を払います。


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タイヤがぶじ全部入ったら、空気を軽く入れます。
まだパンパンにはしません。


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タイヤを左右に軽くこじり、
チューブとリムとの咬み込みがないことを、
しつこく確認します。


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なければ、空気入れて、バルブ締めて、終わりです。
ホイールは各自、適切に取り付けてください。


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適正な空気圧は、タイヤの横に書かれています。
適正な空気圧にすると、自転車はホント、走りやすくなります。
空気圧計のついたポンプなら、調整も簡単です。


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psiとかbarとかわかんなくなっちゃったら、
この換算表をご利用ください。
これは、日本のタイヤブランド<パナレーサー>が
ノベルティーで作ったペン、通称『パナペン』に
付いていた、優れもの巻き尺。
タイヤのおおよその外径も書いてあるので、
サイクルメーターの設定にも超便利。

ペン自体はどっかに行ってしまいましたが、
これは、切り取って重宝しています。
http://www.panaracer.com/

2010_5月カスタマーショップ営業日 Customer Shop open day *May 2010

リンプロジェクト カスタマーショップ
2010年 5月の営業日をお伝えします。
Rin Project Customer Shop
opening days on May 2010

2010年5月7日までは、無休で営業いたします。
それ以降の営業日は、上記のカレンダーをご参照ください。
Until May 7th 2010, we will open everyday.
After then, please refer the calendar above.
 
なお、リンプロジェクトの通常業務は、
平日のみとなります。ご了承ください。
Rin Project head quarter's business hours
is Monday to Friday only. Notice them please.

2010/04/21

FAQ「カスクは、安全なんですか?」

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上の画像は、北中康文氏による著書、
ツール・ド・フランス 黄金時代』(エイ出版社刊)
をスキャンしたものです。

090326_ツールドフランス黄金時代_001

イノー、レモン、ロッシュ、
デルガド、フィニョン、そしてインデュラインの
活躍が、記されています。

これによると、
『カスクとは、
ヘルメット代わりに頭部を保護するプロテクターのことで、
ハードシェルタイプのヘルメットが出回る以前、
かつて、サイクルロードレースではよく常用された』
とあります。

つまり、カスク自体は、衝撃吸収材を内包した、
スポーツ用のプロテクターであり、
ラグビーやボクシングのヘッドギアと同じようなものです。

なので、カスクを被っていれば、
なんらかの理由でなにかに頭をぶつけたときには、
何も被っていないときよりも、頭部への衝撃は減少されます。

それが安全かどうか、という判断は、ライダー自身の
走行スピード、走り方、そして操作性に
ゆだねられることになります。


安全かと問われれば、ヘルメットよりも危険度が高いのは確かです。

現在はスチレンフォームの、優秀なヘルメットがあります。

集団走行会、レース、ロードの高速走行では、ヘルメットを。
輪行と組み合わせた、田舎道のサイクリングやポタリングでは、カスクを。

走る場面やスピードに応じて、
自転車と同じように、プロテクターも使い分けることで、
楽しみ方の幅が広がっていくと、リンプロジェクトは考えています。

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乗っていないときには、コンパクトにしまえますので、
周りのジャマになることも、仕事のジャマになることもありません。

かつてのカスクは、1990年代を境に市場から姿を消しました。
2000年代初頭は、店頭に並べられた
デッドストックを探して
愛好家は自転車店を駆けずり回ったそうです。

とある、ヴィンテージロードに強い自転車店からの依頼と私達の想いが一致し、
リンプロジェクトはカスクを復刻させます。

どんな革が良いか、何をつくっている職人に頼めばよいか……
数え切れないほどの試作品を作り、形にするまで、約2年を費やしました。

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こう考えると、現代の日本各地でつくられる、
打刃物の包丁であったり、
曲物の桶であったり、
煙管であったり、
古きよき時代から使われている、
民芸品や伝統工芸品のようなものと言えます。

それが、リンプロジェクトのカスクなのです。

話を戻しましょう。
Laurent-Fignon
上に出てきた6人のうち、
ブログ個人的な一番は、ローラン・フィニョン
写真はパリ6日間レースでの一枚のようです。
当時は花形ロード選手が、ファンサービスとして
トラック競技である『6日間レース』に
出ることも多かったみたい。


4002 Casque (Leather)
4002 カスクレザー

4003 Casque Flower White

4003 カスク フラワーFW

4005 Casque Tricolor Estonia

4005 カスク トリコロールNF

2015年9月30日加筆修正