2019/03/18

夏を先取り!今からアロハをおさえておこう!!

ご好評いただき三年目!
今年もサイクリストアロハが登場しました!!

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2019年の第一弾は明るめカラー+アースカラーの落ち着いた配色のリーフ柄。

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柄も細かめで、アロハシャツ初心者でも使いやすいかもしれません。

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背中にサイクルジャージのようなポケットがありますので、自転車に乗るときに真価を発揮しますよ!

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サイクリストアロハで、一足お先に夏を先取りしましょう!!

↓↓↓詳細はこちらをクリックしてご覧ください

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【No.2148 サイクリストアロハ(リーフ)】


2019/03/16

日本初の国産MTBと言えば?

1970年代のこと。

アメリカで新しい自転車遊び【マウンテンバイク】が生み出され、その可能性を見出した自転車メーカーがありました。それは何という会社でしょうか(制限時間30秒)

わかんない!と言わず、3つのヒントをどうぞ。

ヒント1 鋼管を作っています。

ヒント2 自転車のリムを作っています。

ヒント3 こんなマークです。

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…………



……







答え:新家工業株式会社


新家工業さんは、アメリカのMTB市場向けにリムを開発・販売していたことから日本市場向けのマウンテンバイクの開発に着手。
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1982年にARAYAマディフォックスが日本初の量産MTBとして市場に登場しました。

マウンテンバイクブーム衰退にともない、一時は自転車から撤退していた新家工業さんですが、2010年頃に装いも新たにMuddyfoxが復活したのです。

リンプロジェクトはそのMuddy Foxとコラボ。

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アメリカのMTBメカニックをイメージした、ポリエステル・綿ダンガリー素材でワークシャツを作りました。

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シャツにただ刺繍やプリントしただけのコレクターズアイテムではなく、自転車店のメカニックマンも、旅人も、日常でも、ツーリングでもしっかり使える本気シャツに仕上がっています。

詳細は下の画像をクリックしてご覧ください。

↓↓↓

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2019/03/14

サイクルキャップ新柄とミニベロ用バッグリニューアル

3月中旬に入り、気温もだんだん上がってきて、着実に冬から春になっているような実感がありますが、ここ数年のうち、最も花粉に悩まされているような気がするトモです。

自転車通勤中はマスクをしていなくても、目がかゆくなったり、鼻水が出たりしませんが、会社に到着すると途端にくしゃみが出始めるのです。

通勤中は軽く汗ばむ程度の運動でもあるので、体温が高いと花粉アレルギーが収まるのではないかと考えています。

さて、新作アイテムが入荷しはじめていますので、掲載準備ができたものからご紹介です。

まずは、プリントサイクルキャップ。

自転車好きにはたまらない、さりげなく自転車を散りばめた柄と、レーシングジャージっぽい模様のニワトリ柄が入荷しています。
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【自転車ネイビー】

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【自転車カーキ】

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【チキンレース】
※この柄は材料手配の都合上、初回生産分のみとなります。何卒ご了承ください。

詳細・そのほかの柄は↓↓↓をクリックしてご覧ください。
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【No.4520 プリントサイクルキャップ】

続いて、小径車・折畳自転車向けのハンドル・サドルバッグが仕様変更して再入荷いたしました。

トラックの幌にも使われる頑丈なターポリン素材。
水を通さない素材のため、突然の雨もしのぐことができます。

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詳細は↓↓↓をクリックしてご覧ください。
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【No5083 ターポリン便利袋】

2019/03/09

【東北三陸ジジイツーリング】DAY1 宮古〜釜石

2018年10月10日(水)〜13日(土)にジジイと一緒に旅した東北三陸ツーリングの記録をここに少しずつ書いていきたいと思う。

【DAY1】10月10日(水)宮古→釜石
【DAY2】10月11日(木)釜石→気仙沼
【DAY3】10月12日(金)気仙沼→女川
【DAY4】10月13日(土)女川→仙台

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【DAY1】10月10日(水)宮古→釜石

【プロローグ】
社長(66)がジジイツーリングがしたいと言い出した。自分と同じ世代のジジイと一緒にのんびり旅がしたいらしい。ジジイっすか・・・。60代でジジイは早いと思ったが社長が自分で言った以上、今回はジジイという事にしよう。相方は旅仲間で最年長72歳の村田さんの顔が思い浮かぶ。その旨を村田さんに伝え、お誘いすると、快く参加表明をしていただけた。こうしてジジイのカードが揃ったのである。今回の行先は東日本大震災で甚大な被害を受けた宮古から塩釜までの太平洋沿いだ。いままでも同ルートのツーリングを企画したが震災以降、海沿いの道が断たれ、自転車で走ることが困難であった。現在ではツールド東北などのイベントも開催されるほどに道が復旧し、我々のようなホビーツーリストでも走れるようになってきている。あれから8年の時が経ちどれほど復興しているのだろうか。さぁジジイツーリングの始まりである。

【登場人物】

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社長(66)

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村田さん(72)

【2018年10月10日(水) 宮古〜釜石】
企業戦士が続々とはき出されていくツーキンラッシュの上野駅。この時間帯でも東北新幹線の構内は空いている。村田さんは集合時間の30分以上前から上野駅に到着していた。ジジイは朝が得意である。とにかく遅刻の心配がないから安心だ。

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上野発7:42のはやぶさに乗り盛岡駅を目指す。社長は今回のツーリングでなるべく多くの港に立ち寄りたいと言っていた。漁船や船舶を確認する事によりその土地の復興の目安になるという。


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盛岡駅到着。ジジイツーリングの始まりだ。

ジジイ一行は昼過ぎに宮古駅に到着し、駅前の「魚彩亭すみよし」さんで予約してあった「タラ弁当」を購入し浄土ヶ浜で食べる事にした。ここ浄土ヶ浜は宮古の代表的な景勝地であり日本の水浴場88選にも選ばれている。白い流紋岩が空を目指すように天高く突き出し、リトルエベレストのような景観だ。

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昔のお坊さんがこの地を訪れた際に「さながら極楽浄土のごとし」と感嘆したことから名付けられたと言われている。今では白い砂浜も復活してるが、この美しいビーチにも津波が襲いかかったのだ。震災直後の資料を見てみるとビーチは瓦礫の山で埋め尽くされていた。この風景の復活には相当な苦労があったはずだ。弁当を食べ終え、宮古の街が更なる復興を遂げるよう願い釜石に向けて出発する。

村田さんが現役の頃、土木技術者兼現場監督としてプールやアミューズメントパークの建設で日本中を飛び回っていたようだ。阪神淡路大震災の時も現地に視察に行ったという。そんな村田さんが驚いていたのは太平洋沿いに続々と作られている巨大な防潮堤だ。高さと厚み、そして巨大な扉は誰も寄せつけない灰色の要塞をイメージさせる。防潮堤は津波の襲来を防ぐものではなく、襲来を数分遅らせるものであると胸に刻みたい。その数分でなるべく高台へ避難してほしい。

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目視で9mくらい。厚みは3mくらいあったような気がする。

防潮堤を眺めながら45号を南下し山田八幡宮に向かう。なぜかその先の「道の駅やまだ」に辿り着き、ずいぶん通り過ぎた事に気づく。これだからぼくを含めて歳をとるのは嫌だと本気で思った瞬間であった。道の駅では巨大なリンゴにタラ、旬の秋刀魚などが並び今晩のおつまみにと江戸時代より愛される岩手県名産の「山田せんべい」を購入した。

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かつて山田町は昭和62年の商業捕鯨が禁止になるまでは捕鯨が盛んな街であったようだ。道の駅やまだの、ほぼ向かい側にある「鯨と海の科学館」では、山田町の捕鯨ルーツを伝えるとともに、世界中にも類を見ない17.6mのマッコウクジラの骨格標本が展示されている。鯨と海の科学館も津波で壊滅状態になってしまったが、天井から吊り下げられていた骨格標本が無事であった事から、もう一度再開できると確信し、館長の思いと町民の努力が2017年7月にようやく施設を再スタートさせたのである。次回はきっと鯨と海の科学館にも立ち寄りたい。

さて時刻も夕暮れ。来た道を泣く泣く戻り、山田八幡宮に到着する。

山田八幡宮は高台にあり津波の被害を免れる事ができたようだが町は津波と火災により広範囲にわたって甚大な被害を受けてしまった。かつての昭和三陸地震、チリ地震、東日本大震災でもおそらく津波の被害を免れている山田八幡宮。ここでも町や人々の復興を静かに祈るのであった。

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鳥居より先は津波により流されてしまい道も建物も新しく、更地も多い。

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高台に鎮座する山田八幡宮。町の復興を静かに祈る。

本日は「サンルート釜石」さんに宿泊だ。ビジネスホテルは洗濯機や乾燥機などが常備されているからありがたい。サラリーマンだけでなくツーリストも、うんと利用しやすいのである。

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「1階部分まで津波が来たのです」とホテルマンから話を聞く。

ジジイ一行はチェックインを済ませ、近所の居酒屋「海舟」さんへ入り釜石のグルメを堪能する。海舟さんは新しいお店と思いきや、津波で店を流されてしまい新しく再オープンをされたようだ。さっそく旬の秋刀魚を頂く。女将さんおススメで秋刀魚の生と炙りの食べ比べもしたがどちらも旨い。甲乙つけがたい・・・完敗である。手のひらサイズの巨大ホタテはインパクトもさることながら抜群の甘みが口いっぱいに広がった。

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旬の秋刀魚は格別!炙りも◎

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手のひらサイズのホタテは大きさと甘さのインパクトが半端ない。

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どんこの昆布締め。東北地方で多く獲れる深海魚。

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どうやら明日は一日中雨のようだ・・・。ジジイにとっては辛い一日になる事必至である。

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そしてジジイは美味そうに酒を呑む。





海は奪うだけでなく、海の幸も与えてくれる。
自然と漁師に感謝しながら、ジジイと一緒に酒を飲み交わす。

次回、DAY2釜石〜気仙沼編。
また時間のある時に書きたいと思う。

text/photo rocky

2019/03/07

バッグで服が傷む理由と対策

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気温が上がったり下がったりしながら、春の陽気に気かづき始めている今日この頃。

先の週末は大阪のサイクルモードに出展をしており、一日目は快晴。二日目は雨という不安定な天候ではありましたが、多くの方にご来場頂きましてありがとうございました。

その期間中に、リンプロジェクトのバックパックをご利用頂いているお客様から「ジャケットの腰部分がボロボロになる」とフィードバックを頂きましたので、繊維の毛羽立ちについて書いてみます。

〇長いので三行でまとめると……


  1. 頑丈な素材のバッグとの摩擦でダメージを受ける素材がある。
  2. 摩擦で繊維が外側に引き出されて絡まると毛羽立ち、毛玉ができる。
  3. 表面が硬くハリのある素材は、バッグによるダメージが少ない。


〇服のダメージは摩擦が原因


服を着ているうちに毛玉ができたり、毛羽立ったり、削れて薄くなったり……と、皆様も経験していると思います。

 これが……

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【セーター生地表面 ダメージの少ない箇所】

 こうなったりしますよね。

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【セーター生地表面 毛玉、毛羽立ちあり】

結論から言ってしまうと、素材同士の摩擦が原因です。

しかし、一口に摩擦と言っても、生地の構造や素材による相性の問題が大きくかかわってくるのです。

〇頑丈=メリットだけとは限らない


バッグでよく利用され摩擦の問題になりやすいのが、耐久性を高めるため摩擦や引裂きに強い糸を使ったコーデュラ(R)などのナイロン生地。
※コーデュラ(R)はインビスタ社の商標です。

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【エアロールパックで使用している、厚手のナイロン生地】

分厚いナイロン生地は軍隊やアウトドアでよく使われ、固い岩の上に置いたり、多少地面の上で引きずったりしたくらいでは問題ありません。

また、リンプロジェクトでもよく利用している、ターポリンメッシュ素材は、通気性の高い薄いメッシュで、優れた強度を誇ります。

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【ショルダーと背中にターポリンメッシュを使用】

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【ターポリンメッシュ 拡大】

そのおかげでハードに扱っても壊れにくく、信頼性のあるバッグを作ることができます。

しかし、その強度ゆえに、これら頑丈な素材を別の素材と擦り合わせると、生地表面の凹凸同士が引っ掛かり、強度の弱い素材を削ったり、糸を構成する繊維が引き出され、毛玉ができたりする原因になるのです。

〇服が毛羽立つ理由


一般的に、綿やウールなどの天然繊維は、アクリルやポリエステル、ナイロンよりも引裂きや摩擦に弱いため、削れて薄くなったり、生地表面の凹凸が無くなることで光沢(テカリ)が出たりします。

また、化学繊維の場合は生地の構造に依存することが多いです。
保温性を高めるため、セーターやツイード生地などは、糸を作るときの撚りのテンションを低くしています。すると摩擦により、糸から一本一本の細い繊維が引き出されて絡まり毛玉になります。

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【糸を構成する繊維が引き出され、毛羽立っている状態】

更に、「綿xアクリル」や、「綿xポリエステル」など天然繊維と化学繊維を組み合わせたものでも、柔らかめの風合いの生地の場合は、アクリルやポリエステルの繊維が糸の中から引き出されて毛玉になりやすいです。

特にアクリル、ポリエステルなどは繊維そのものが長い分、引き出せば引き出すだけ絡まってしまいます。

綿やウールの場合は繊維が短め、強度も低めなので、ある程度引き出されると自然に繊維が切れたり抜けたりして、毛玉が落ちることが多いです。

〇どうすれば服が長持ちする?


では、ナイロンなど頑丈な素材のバッグを使うときはどうすればいいのか。

生地の構造や素材の組み合わせの相性によって、はっきり言えないのが正直なところですが、自分が気を付けていることはこんな感じです。

1)服は糸が強く撚られている固めの生地を選ぶ

繊維を強く撚り合わせて固い糸を作り、高い密度で織った素材の場合は、固い素材をこすり合わせても繊維が引き出されにくいため、毛玉になりにくいです。

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【高密度タイプライター生地】

表面がパリッとしてハリがある素材や、表面が滑らかで引っ掛かりのない素材は、固い素材を当てても滑ってしまい、ダメージが少ないでしょう。

例えば、表面に光沢がある(=ツルツルしている)ポリエステルやナイロン生地などが当てはまります。

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【高密度タフタ生地】

2)バッグのずれを防ぐ

バックパックやショルダーバッグなどのストラップをしっかり締め、体に密着させることでバッグを固定します。

特にショルダーバッグはストラップを締めないと、背中側からお腹側にバッグが滑り落ちてくることがありますよね。この時に摩擦が発生し、服を傷めます。

しっかり締める事で、バッグが動いて発生するスレ=摩擦を最小限に抑えることができます。

〇実際のところどうなの?


個人的にもエアロールパック(荷物含む 重量6㎏程度)を毎日使い、往復2時間の自転車通勤をしています。


自分で1年以上使ってみて生地のダメージが少なかったものとして例を挙げると……
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プロツアラーシャツ


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ウィンドブレーカー


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モッズコート


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バイクマンパーカ


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ミリタリーポロ


全リンプロジェクトアイテムを長期間使っているわけではなく、また、長期間使っていても廃盤商品などもあるので、これ以外でも良い物、悪い物もあります。

また背負い方、自転車のポジションなどでも変わってくると思いますので、参考程度にお考え下さい。

元バイシクルメッセンジャーとして毎日100㎞以上走っていたスタッフに話を聞いても、頑丈なメッセンジャーバッグを背負って走り、頻繁に荷物の出し入れを行うと、服はすぐダメになってしまうと言っていました。

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【2009年 メッセンジャー世界選手権より】

そういえば、モッズコートがファッションシーンに登場するきっかけは、高級に仕立てたスーツを汚さないために、安く払い下げたフィッシュテールパーカーを上から羽織った事だ、というエピソードもありました。

また、自転車によく乗る方は、チノパンやジーパンにすぐ穴が開いてしまうことがあります。
これも今回の話と同様で、サドル表面のステッチ(縫い糸)は頑丈なポリエステル製のものが多く、摩擦により強度の低い綿を削っていくことが原因です。

現在、様々な素材が様々な用途のために使い分けられています。
素材同士の相性を見極めることで、お気に入りのアイテムを長く使えればよいですね。

〇おまけ 面ファスナーにも注意


書き忘れていましたが、面ファスナー(マジックテープ、ベルクロなど。どちらも商標名)も同様に服を傷めます。
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セーターやカーディガンの表面に張り付いて、繊維が引き出されてしまった経験ありますよね。

それもそのはず、表面を拡大してみると……
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面ファスナーの表面が硬い方(オス側、フック側)を拡大すると、文字通りフック状の突起が、一面びっしりと生えています。

このフックがセーターに引っ掛かって毛玉ができて……

片手で開閉が可能な便利さもありますが、面ファスナーにもご注意くださいね!

トモ