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2010/09/29

2009/10/17

運ぶ自転車、前編。

運ぶ自転車、後編の後は、もちろん前編です。

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自転車の前に荷物を乗せて運ぶ場合、いちばんイージーなのは、ハンドルにかごを付けてしまうこと。日本自転車の代表ママチャリ方式ですが、実はこの『カゴ+ハンドル直付け』、日本以外ではなぜかあまりメジャーなやり方ではありません。



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これは例のアムステルダムでのレンタルバイク。これだけでなく、前カゴが付いている自転車は、ほとんど見かけませんでした。



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なぜかというと、荷物が重くなるほど、ハンドルがふらついてしまうから。カナダ・BC州バンクーバーでじわじわと人気の『Rain City Bikeレインシティバイク』の人気車にもカゴはないです。
http://raincitybikes.com/




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とは言え、目の前に荷物を積める前かご方式は便利。ドイツの郵便局も前カゴ方式です。が、この前カゴは、ハンドルには付いてないのです。自転車のフレーム自体にくっ付いているというやり方。つまり、ハンドルを切っても、カゴは横には振れないため、走ってるときにもふらつきにくい。写真だとわかりにくいですけど、乗ればわかる。



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一方、おしゃれ自転車先進都市とも言えるアメリカ・オレゴン州ポートランドの郵便配達さんたちは、こんな自転車に乗ってます。そろそろ、日本でもおなじみになってきたカーゴバイク。ちょっと前は『ダッチバイク』なんて呼ばれてました。



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これは数年前、伝説のメッセンジャーバッグ<Zo Bag>作者、エリック・ゾーが日本に来たときに乗り回していたカーゴバイク。この間のCMWCにもエリックは来てましたね。やっぱり、ご存じの方はご存じ、あの甚平&雪駄のジャパニーズ・ガテン・アウトフィットでした。本人の写真を取り損ねたのが残念。
http://www.zobags.com/



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ハンドルは手元のすぐそこに、そして前輪をものすごく遠くに置いてしまおう、という発想の転換。ちなみに、ハンドルと前輪とは、細いロッドでつながれています。重い荷物を積んで実際に乗っても、ほとんど走行感に影響はなく、「なんか長い自転車」みたいなことで乗れます。後ろの自転車には、でかいカゴ付いてますけど。


ここにきて、ついに日本でも買えるようになってきましたね。
<BULLITT>。この間のCMWCでも、カーゴバイククラスに出場してました。

http://eurobike.net/

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さて、このカーゴバイクが、なぜ『ダッチバイク』と呼ばれていたかというと、そうです。ブログを愛読してくれてる(おかしな)あなたなら、ご存じのはず。
『ダッチ』というのは『オランダの』という意味の単語。独自の自転車文化を持つオランダでは、こんなの、とっくにあったり前田のサンツアー(←マニア向けダジャレ)な自転車なのです。



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こんな感じ。




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さらに行くと、こー。同じくアムステルダムにありました。引っ越しぐらいはできそうです。日本の車道をこれで走ったら、今どき新聞沙汰になってくれるかしら。ハンドルが、おしゃれ。



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こーなるともう、どっちが前だか後ろだかわかりません。が、かろうじてサドルの向きで判断。たぶんこれも、運ぶ自転車、前編のなかま。

2009/10/03

運ぶ自転車、後編。

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このたびの我々、CMWC2009への出展は、自転車だけでやってみました。浅草からお台場なんて、浅草からユーロバイクに比べりゃ近い近い。しかも今回は、同僚という名のエンジンもおります。

CMWC 2009 http://www.cmwc2009.com/



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Burleyバーレー(バーリー)のトレーラーを使いました。アメリカあたりじゃよく見るトレーラーです。今乗ってる自転車に、そのまま付けられるのがすてきなこのバーレーについては、このページに詳しいです。
http://evc.cocolog-nifty.com/okochama/2008/01/burley_design_0f36.html

Burley http://www.burley.com/



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バーレー以外にもいろいろあります。例えばこれはChariotチャリオット。『自転車』『トレーラー』でネット検索すれば、たくさんでてきます。

Chariot http://www.chariotcarriers.com/



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カナダ、バンクーバーで見かけたこれはわかりません。たぶん飛行機で動物を運ぶときに使うあれを、自分でなにしたのでしょう。



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ただ、二輪の場合、どうしても走行抵抗や、コーナーでの自転車への追従性が少なくなります。つまり、自転車っぽい走り感がなくなるのです。クルマみたいになっちゃう。
そこで、荷台を一輪の車輪で支えたBOBトレーラー。わかってる人の自転車トレーラーとして、輪界では有名です。

Bob Trailers http://www.bobgear.com/



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走行感が軽く、左右に振れるヒンジも付いているため、スポーツ自転車にうってつけのトレーラー。



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日本でも売っております。BOBならぬ、KENトレーラー。かなりお得なお値段です。しかも折りたたみ可能。サスペンションとか付けてストロングなアメリカンのボブと、折りたたみ機能という繊細さを持つ日本人のケン。ケンとボブ、2人はいい友だちなのかもしれません。

KENトレーラー http://www.s-rinten.com/category/parts/1159411905.html



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これは、旅バッグ&携帯工具でおなじみTOPEAKトピークによる自転車ブランド、JANGOジャンゴ。

かごやバッグ、泥よけ、ライト、トレーラーなどをワンタッチで付け外しできるよう、自転車そのものにアダプターが組み込まれています。日常から旅、スポーツライドまで、自転車とアクセサリーとをひとつのユニットとして考えた、新しいあり方の自転車ブランドです。

TOPEAK http://www.topeak.jp/
JANGO http://www.jangobikes.jp/


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ジャンゴが、なぜジャンゴかと言うと、「じゃんけんでゴー!」の略だから。チームでみんなジャンゴ乗って、巨大なテントと椅子とビールをたくさん積んだこのトレーラーを、じゃんけんで負けたやつが引くのです。



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自転車の性能そのものを変えてしまおうというアタッチメントもあります。

Xtra Cycleエキストラサイクル。後輪を外して、チェーンを変えたりむにゃむにゃすれば、あなたの自転車が椅子も運べる自転車に早変わり。

上の写真、前にあるジャマなやつ向こうにあるのが、Cosset-Bagsコゼバッグ、ちえさんの出展ライド。Surlyサーリーの1x1ワンバイワンをベースにエキストラサイクル付けて、液晶テレビとかいろいろ積んできてました。

Xtracycle http://www.xtracycle.com/
Cosset-Bags http://cosset-bags.com/
Surly http://surlybikes.com/



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こっちの写真だと、わかりやすい。




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走れば回るミキサーも付けられます。通勤後のミネラル補給も簡単です。




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このエキストラサイクルとサーリーとは仲が良くて、だったらハナから積む用にフレーム作ってもいいじゃん、で出来たのがサーリーのBig Dummyビッグダミー。




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こんなフレームです。すごく長い自転車。




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一方、この長い自転車を、プロダクションバイク、すなわちお手頃完成車として作ったのがコナ。名前はUTE。ユーティリティ・なんちゃら・かんちゃらの略なんでしょう。


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バッグが付属するのかは、ネット検索ではわかりませんでした。

Kona Bicycles http://konaworld.jp



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もっと長いのは、サーリーの本社QBP内で見つけたこの自転車。ダウンチューブには、『Project Rwandaプロジェクト・ルワンダ』と書いてあります。

北米フレームビルダー・ブランドの雄、トム・リッチーが参画するプロジェクトです。このCoffee bikeコーヒーバイクなんだと思います。地域経済を活性化するために、コーヒーの収穫を自転車で運べるように。

Project Rwanda http://projectrwanda.org/

How a bike can change your world http://projectrwanda.org/impact



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荷物を後ろに積むタイプの『運ぶ自転車、後編』、日本に目を向けてみましょう。

日本ではすでに、ひとつの流通システムとして組み込まれています。日本の流通、宅配便会社が採用するこの『新スリーター』がそう。クルマが入りにくい浅草の奥まったところにあるリンプロジェクトから製品出荷にも、大活躍してくれてます。特長は、下記ページにて。

新スリーターとは - ヤマト運輸 http://www.kuronekoyamato.co.jp/kankyou/page/04_5/threeter.html


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21世紀型のママチャリ式リアカー・システムとして、そのシステムは市民権を得ております。これは、その辺でみかけたリアキャーリアの例。基本の仕組みは新スリーターとほぼいっしょ。台車まで積める、働く人のための自転車。



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キャリア側のアタッチメントはこうなっています。スチールのがっちりとした造りです。



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自転車側はこう。見るからに頑丈そうで、もう働く自転車感ばりばりです。さすが、実用自転車の国、日本がつくる自転車です。



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とくにやばいのは、ハンドル位置。前傾姿勢、熱すぎます。



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つべこべ言わずに後ろに積んじゃえばいいじゃん、というのがニューヨーク/クィーンズ・スタイル。ニューヨークタイムズのウェブ版ではそう伝えています。

NY Times
http://www.nytimes.com/2007/11/29/nyregion/29bikes.html


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こんな具合。