東京の中心(?)、ギロッポンの
東京ミッドタウンで、
『パシフィック・ペダル・ライフ・デザイン』
なる、自転車デザイン展が開催されています。
http://pedallife.com/exhibition/index.html
『アジアの都市生活の未来は
自転車と共に、
快適に楽しく生活することにある』
ということで、働く自転車から遊ぶ自転車まで
デザインという視点で、さまざまな
自転車&関連ものが、展示されています。
7月29日〜8月27日まで。無休のうえ、
入場無料なので、ミッドタウン散策のついでに、
足を運んでみてはいかがでしょうか。
なにが見られるかっつうと。
たとえば『三菱十字号』。
http://www.cycle-info.bpaj.or.jp/japanese/history/nenpyo/nenp36.htm
第二次世界大戦中、
例の飛行機をばんばん作っていた三菱重工が、
やっぱ高い技術力は平和のために使わないとね、と、
その技術力と余っちゃったジュラルミンを
使って作った、自転車です。
ちなみにジュラルミンとは、今で言うところの
7000番アルミ。堅くて軽く強いので、
昔は例の飛行機にも使われるぐらいの高級アルミ材
だったのですが、いまでは、もしかしたら
あなたのクロスバイクにも使われてるかもしんないよ。
真横から見ると、名前通りの十字なデザインがカクイイ!
がそれ以上に、
このセパレートなハンドルのデザインが、秀逸。
いまあっても、欲しいよね。
次。個人的な目玉。
『ITERA』イテラ。スウェーデンの自転車でっす。
いやあ、80年代に、ほんのちょっと日本に
輸入されていたらしいと、写真では見たことあったのですが、
こんなところで実物が見られるとは思わなかった。
フニャフニャやろうとか、バカにすんなよ!
95%ぐらい、プラスティック製。しかも
ライトはすでに、LEDだったそうな。
当時にすれば、超近未来形。いまでもそうですよ。
ハンドル。やばくね?
後ろから。うーん。会えて良かった。ちと感動。
自転車だけでなく、ポスター群も見逃せません。
一番のヒット。鬼タイヤ。
夢に出てきそうです。
実物のタイヤのトレッドにも、
『オニタイヤー』とエンボスされていたのでしょうか。
本物見てみたい! 復刻を切に恋う。
『このごときタイヤは 世界空前にして
威力 神のごとし』
こんなイカしたキャッチコピーが書けるように
なりたいブログです。
で、ミシュランのタイヤのポスター。
いやはや。
ノーコメントということで、ご勘弁いただきたく。
いやだって、北米のファーストネーションのかたがたには
これまでなんどかお会いしたことがあって(以下略させて)