レザー専門ブランド「minca」
---------------------------------------------------------------------------------------------
mincaの母体である株式会社 和宏は、1965年創業の老舗革専門企業です。
長年にわたり培った技術と信頼を背景に、革素材の販売から製品づくりまで幅広く手掛けており、「栃木レザー正規販売店」として確かな品質の革を提供しています。
2006年に自社ブランド「minca」を立ち上げ、北千住の直営店
こちらの直営店では「毎日に寄り添う革」をテーマに、栃木レザーだけを使ってバッグや財布、ステーショナリーなど、スタッフ自ら企画した便利でスタイリッシュなアイテムが並んでいます。
今回お世話になった社長(左)と、自転車仲間でもあるスタッフのチヒロさん(右)。
一般のお客様向けの製品はもちろん、警察官が使用する拳銃のレザーホルスターなど、官公庁の仕事も請け負う信頼の厚い企業です。
昭和60年代まで作られていた警察官用のレザーホルスター。
現行モデルはもう一回り小さいとのこと。
そんな高い技術と信頼を持つmincaの皆様にお願いして、この栃木レザーサコッシュを特別に製作していただきました。
伝統を守り続ける革づくり
---------------------------------------------------------------------------------------------
このプロジェクトを実現させるため、minca担当者のご厚意で栃木レザー株式会社の工場見学に連れて行っていただきました。
さらに、mincaの工房にもお邪魔し、一つひとつ丁寧に作り上げる職人技を間近で拝見して、改めて大きな感銘を受けました。
今回、ぼくたちrin projectがこだわったのは、お互いに「作り手の顔が見える」ことです。
栃木レザー社正門。
原皮から革へと仕上げるための期間は約4か月。
この先で多くの工程を経て、動物の「皮」から素材としての「革」へと生まれ変わります。
・背割り
丁寧に水洗いされた原皮を背骨に沿って2枚に切り分ける工程。牛の原皮は広げると2メートル四方にもなり非常に重いため、作業効率を上げるために行われる最初の工程です。
・植物タンニン鞣し(なめし)
皮を植物タンニン槽に漬け、革へと変える工程。栃木レザー社では160ものピット槽を使い、薄い液から濃い液へ順に浸け込みます。使用するのはミモザ樹皮由来の良質なタンニンです。
・加脂
タンニンで鞣した革の硬さを和らげ、油分を加えることで加工性・耐久性を高める工程です。
・革漉き(かわすき)
革の厚みを整える工程。カバンやベルトなど、製品に合わせてコンマ単位で厚みを調整します。
・味取り& 乾燥
味取りは、革を乾燥させる前に適正な水分量に調整する作業。乾燥期間は薄革で4日、厚革で1週間。その時の気候条件を見極めることが重要です。
サコッシュの主役である栃木レザーは、創業以来の20もの工程と長い時間をかけ、ミモザの樹皮から抽出した植物タンニン剤のみで鞣される、日本最高峰のヌメ革です。
手間と時間をかける伝統的な製法により、使い込むほどに色艶が増す経年変化(エイジング)を存分にお楽しみいただけます。
・最高級栃木レザーの証「赤タグ」
正規品の証としてシリアルナンバーが入っています。
最高の革で最高のサコッシュを
---------------------------------------------------------------------------------------------
そして、この栃木レザー製ヌメ革をmincaの工房でサコッシュに仕立てていただきました。
こちらが工房の様子です。