2020/04/15

子供と一緒におふたりさまサイクリング【外出自粛での悩み】

外出自粛が続く一方で、子供たちの運動不足が懸念されています。
それはぼくたち家庭でも起きていました。

エネルギーが有り余っている子供たち。近所の公園ではたくさんの子供たちが遊んでいます。小さな公園では子供たちが遊具に群がっています。

この状況で自分の子供をそこに放りだしたくないなぁとつくづく感じていました。

そこでお父さんは子供と一緒に、少し離れた「大きな公園」へサイクリングに出かけることにしました。

なにせ家には自転車があります。

普段から子供と一緒にサイクリングはしていたものの、外出自粛が叫ばれるようになってから初のサイクリングです。

自転車なら公共交通手段を使いません。大きな公園であれば十分にソーシャルディスタンスを守り、思いっきり走り回ることができると思ったからです。

今回のサイクリングでは子供と一緒にルールを決めました。

①遊具で遊ばない。
②万が一お友達と会ってしまっても遠くから挨拶する。
③お店に立ち寄らない。(本当は大好きなパン屋さんに寄りたいのに涙)
④混んでいたら帰る。

ルール②は子供にとって大変気の毒ですが致し方ないのです。

そして持ち物。

・お弁当
・水筒
・おやつ
・遊び道具
・マスク
・アルコールティッシュ

お店に立ち寄れないので食料はすべて持参します。遊具にも触れないルールの為
公園で遊べるフリスビー、芝滑り用の板、おもちゃ、UNO、オセロを持っていきました。

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子供がいつでも絵が描けるように手帳も持って行きます。
カメラはぼくが退屈しないように。

それからトイレです。こればかりは避けて通れません。
なのでお弁当時などでも使えるアルコールティッシュは必須アイテムです。

お父さんも久しぶりのお出かけにワクワクしながらオシャレに決め込みます。
もちろん全身rin project。この日は天気も良く、勝手に9分丈にリメイクしたサイクルデニムに4ポケットT、そしてさっと羽織れるプロツアラーシャツです。

部屋着でお出かけなんて考えられません。

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それでは出発です。往復6kmの道のりですが子供はサイクリングに慣れているので
これくらいは楽勝です。MARINのドンキーjr.ならサーっと進みます。

お父さんも今日はMARINのニカシオSEをチョイス。子供とお揃いのナイスバイク号です。

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久しぶりのお出かけに子供も大変嬉しそう。お母さんが作ってくれたお弁当がリュックサックの中に入っています。旧3wayハンドルバックにはおやつが入っています。

子供と一緒に走るときはなるべく裏通りを走ります。大通りや歩道を避ければ、安全で探検感も増し、より楽しくなります。

しかしあまり寄り道しすぎると、子供からブーイングも起こります。

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例えばこんな発見。でかいですね。

子供は終始、自転車に乗りながらひたすら鼻歌や謎の歌を口ずさんでいます。
これは昔から変わりません。きっとサイクリングが気持ちいいのでしょう。

お父さんは近日発売予定のボトルホルダーの試作品にスマホを入れ、ゆるりとラジオを流しながらのクルージングです。

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そうこう(走行)している間に公園に到着です。子供のテンションもブチ上がりです。

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公園には家族連れや散歩する人々が遊びにきていましたが、大きな公園では十分な
距離を保つことができ安心しました。

もしも人とすれ違う距離が近いようなら、ルール④の「帰る」が発動するからです。

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さっそくフリスビー大会を開催しました。フリスビーにハマってしまった子供とずっとフリスビー三昧。結局UNOやオセロをやる事はありませんでした。ボードゲームは家でもできますしね。

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たくさん運動してお腹が空いたところでお母さんが作ってくれたお弁当タイムです。
しっかりアルコールティッシュで手を拭いてからいただきます。

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ドラえもんの中身はおにぎりでした。包み紙も進化しています。
やはり青空の下で食べるお弁当は、いつも以上においしく感じられます。

お父さんが子供の頃に、お母さんが作ってくれたお弁当は、おにぎりが竹皮で包まれていた事を思い出します。

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そしてレジャーシートを忘れてしまった事を大変後悔しました。
子供は芝滑り用の板に座っています。

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子供が持っていきたがったレゴでも遊びます。
左からレポーター、ディレクター、カメラさん、音声さん、照明さん。

レゴで遊んでいる間にお父さんも少しだけ、マニアックなピンホールカメラで写真を撮って遊ばせてもらいました。

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そしてお弁当も食べ終え、すっかり満足したところでまっすぐお家に帰りました。

帰り道に子供が言いました。

「お父さん!一人旅してみたい!」

お父さんは

「ふむ」

と答えました。

お父さんがいつもツーリングでふらふら旅をしている事を知っている子供は
サイクリングが「旅」という事に、とうとう気づいてしまったようです。

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外出自粛が続く中、子供とのサイクリングは当日まで不要不急ではないかと
ずっと自問自答していました。

なんとかして、子供が思いっきり遊べる環境を作ってあげたい。

このブログを書いた理由は、子供を持つ親が少なからず同じように悩んでいるのではないかと思い、書く事を決断しました。

何か月も子供が家の中に閉じこもっている事には限界があります。とくに都心部では家の前でできる事も限られます。冒頭で書いたように近所の小さな公園ではたくさんの子供たちが遊具に群がり、親御さん達も輪になり会話を楽しんでいます。

今はなるべく、それを避けたいと感じていました。

もしも子供の運動不足に悩まれていたら、子供と一緒にサイクリングしてみてはいかがでしょうか?

親子共に運動不足、ストレス解消に非常に良いことであると実感しております。

ですが無理に遠くへ行ってはいけません。過度な体力消耗は免疫力低下へつながるようです。
子供のレベルに見合った距離で楽しみましょう。そして子供と一緒にルールを決めましょう。

ただし今は家にいる事が一番最善であります。万が一ケガをして病院に行くような事になってはいけません。そして無症状の人が多い事から、自分も含め、誰かに感染させないことが大切な心構えだと思います。

自転車をうまく利用して、心身ともに健康を維持し、子供たちが思いっきり遊べる日常が戻る事を願っています。

ロッキー


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