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2016年5月14日〜15日に「西湖いやしの里 根場」で開催されたヴィンテージバイクの祭典
L’英雄(Eiyu JAPAN 2016)へ出店、出走してまいりました。
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エロイカの歴史(L’英雄) オフィシャルHP抜粋
イタリア、トスカーナ州の小さな町、ガイオーレ・イン・キャンティで生れた小さなベント「 エロイカ」は、今では世界中に多くの同好の士が手をつなぎ、「世界で最も有名な草自転車イベント」の 称号も与えられるまでになりました。
1997年、この草イベントの創設者、ジャンカルロ・ブロッチは、”エロイカ時代”と呼ばれる1900年代初期の自転車と環境で、まだトスカーナに残されていた未舗装路の白い道を走ってみることを思いつき ました。 その頃、ガレージに眠る多くの自転車は屑鉄屋に引き取られる運命にあったのですが、このジャ ンカルロのアイデアは、屑鉄にもう一度生命を吹き込み、オーナーとともに再登場する機会を与え ました。
それから20年、数えきれないほどの歴史を刻んだ美しい自転車たちが小さな町に1年に一度、 ガイオーレ・イン・キャンティに集合し、往年の栄光とオーナーの誇りをサドルの上に乗せ、100年前と同じ砂利 道を疾走します。
偉大な先駆者たちのエロイカ的精神は今に復興し、美しくよみがえった愛車とともにオーナ ーは汗と苦痛にまみれるでしょう。
この体験は今の我々に歴史の重さを再認識させてくれるとともに、より多くの満足感を与えてくれることになるでしょう。
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毎年5月になるとリンプロジェクトカスタマーショップへ遊びにきてくれるお客様から
「エロイカに参加してきたんだ」、「なぜリンプロジェクトは出ないのか?」と言われていました。
ぼくたちも是非参加したいと思ってはいたものの、気づくと毎年終わっていました。
しかしその願いが叶ってか、今年、Eiyu JAPAN実行委員会の方とお会いし
(僕はまさかの一方的に存じ上げている方でした)念願の出店が決定したのです。
そしてぼくはリンプロジェクトを代表して、精進湖、本栖湖、西湖、を巡る
ミドルコース(約68km)を走ってきました。
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5月14日の初日は、ヴィンテージパーツやウエアなどの露店が並び
自転車コンクール、サイクルスポーツの歴代表紙の展示会、
前夜祭などで大盛り上がりでした。
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場所を移動し、レイクホテル西湖で開催された前夜祭では
自転車コンクールの授賞式、チャリティーオークション、各々自転車談義で大盛り上がり。
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チャリティーオークションで弊社カスクを落札していただきました!
ありがとうございました!
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夜中にこっそり西湖の富士山を撮ってきました。
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出走の15日、リンプロジェクトを代表してミドルコースを走ります。
ショートコース(約36km)
ミドルコース(約68km)
ロングコース(約93km)
古い自転車で未来を走るという、コンセプトのもと
ぼくはNationalの弊社レンタサイクル藤沢号をカスタマイズし、
今回「エロイカ号」として出走したのです。
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「藤沢号」改め「エロイカ号」
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リンプロジェクトブース前にも出走前の英雄たちがずらり。
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一度にヴィンテージバイクがずらりと並ぶ瞬間は圧巻。
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ミドルコースの先頭に並んでいた皆さんが全員リンプロジェクトのカスクであった事には驚きました。
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ロングコース→ミドルコース→ショートコースの順番に並び
記念撮影。
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出走して間もなく、ぼくたちは紙の地図と看板の矢印を探しながら
チェックポイントを目指します。
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まずは精進湖のチェックポイント。地図兼スタンプラリーの用紙にハンコを押してもらいました。
富士のおいしいお水もいただきました。
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本栖湖を横目にのんびりライド。時間はまだまだたっぷりあります。
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エロイカ名物『未舗装路の白い道』もコースに組み込まれています。
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がんばって登ると綺麗な富士山を拝むことができました。
このエロイカ号(藤沢号)で登ったのです。
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エイドステーションでは富士山を眺めながらの手作りランチ。
地元のお母さんたちが作ってくれたご馳走です。
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このミソおでんは僕にとっては郷土料理。ここでミソおでんを食べられるとは
懐かしい味に涙が出そうになりました。
お母さんありがとう!
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ごはんを食べた後は富士山を正面に長い登りが続きます。
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おおよそ登り切ったところにお馬さんがいました。
お馬さんも『あんたらよく登ってきたねぇ』と言っていました。
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登り切ったらあとは下るのみ。ヴィンテージバイク速い!
ぼくのエロイカ号は平たんな道と下りに弱い。
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ミドルコースは最後に西湖をぐるりと一周して終了です。
一緒に走っていただいた皆さんと記念撮影をしてゴールまで間もなく。
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8時半ごろ出走し、14時半をまわった頃、
露店前を抜けてフィニッシュです。
みんなに拍手で迎えられます。
※ぼくは最後の最後にコースを間違え、露店前を抜けずに裏からゴールしてしまった為
拍手喝さいを受けることなく、しれっと自分のブースに帰っていった事はナイショです。
後でシクシク泣きました。
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未開発の地を、ヴィンテージウエアに身を包み、ヴィンテージバイクで走る姿は
当時の情景を生で見た気がしました。
古い自転車があったからこそ、現在の最新技術のバイクがあります。
ぼくたちはこのヴィンテージバイクに心から敬意を表するとともに、この機会を与えてくれた
Eiyu JAPAN実行委員会、エントリーされた皆さま、一緒に走ってくれた皆さまに深く感謝申し上げます。
来年も皆様にお会いできること楽しみにしております◎
ありがとうございました。
ぼくがパチパチ撮らせていただいたその他の写真はこちらにまとめてあります。
写っている方が大変少ないですが、思ひ出、お土産になれば幸いです。
『Eiyu JAPAN2016 フォトアルバム』 photo : rocky
https://www.flickr.com/photos/rinproject/albums/72157669074936405
rocky
『Eiyu JAPAN2016オフィシャルホームページ』
http://eroicajapan.jp/