2014/12/16

旅行写真の法則1 「後で読まない」

RCK_2498
※画像は2014年5月いわきツーリングにて。

年末年始休業のご案内の前に書こうとしたら、予想以上に文章量が増えたので、別エントリーにしました。

皆さん、時間が無いから後で読むつもりで写真に撮影し、それきり読んでいない看板ありませんか。
トモです。
私はほとんど読みません。

この写真だって、ロッキーがいわきツーリングの道端で撮影していましたが、看板の中を読んだかと聞いたところ、読んでないらしいです。

以下看板より
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通りゃんせの像
この像は、昭和三十五年五月五日国道舗
装の完成を祝って立てられた。二ツ島と
いう風光明媚の地に、往き交う人々の旅
情をなぐさめてくれればと念じつつ建
立され、当時、野口雨情詩「あの町この町」
からヒントを得てつくられたこの二人
の童が、とおりゃんせのポーズをしている
ところから、いつのはなしに「通りゃん
せ」の像として親しまれるようになった。
題名も作者名も不明のまま路傍の彫刻
として放置されていたが、道往く人々の
幸せと交通の安全祈願し、昭和四十五年
・建立十周年を記念して、「通りゃんせの
像・山崎猛作」と命名された。

北茨城市
―――――――――――――――――

さて、この像は県道6号の、海沿いの人里離れた広場に立っていた記憶があり、なかなか旅愁をそそります。

海岸端の広場にぽつんと立つ、二人の人影。
これが、日没を迎えながらも町へと急いでいる最中に出会ったと考えると、想像に難くありません。

午後19時を過ぎ、次の宿まであと20km。車も少なく自転車のヘッドライトで前方20メートル程度を照らしながら走っていると、ふと夜の海に恐怖を感じつつ怖いもの見たさで海に目をやってしまいます。
すると、ライトの光の端にいきなり飛び込んでくる二人の人影、絶対怖いです。(妄想です)

でも、日中は、ほのぼのとした雰囲気で、なかなか愛嬌のある像なんです。

陸前浜街道を走っているときに見つけたら、是非看板を読んでみてください。
もちろん、これ以外の看板も是非読んでくださいね!

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