2009/09/03
ユーロバイクショー 初日
はい、昨日は帰ってきて、自炊(ソーセージ焼いてパンと喰う、以上)したら眠くなってしまったので、お休み。今朝はすごい雨音で午前6時に起きて、まあ自転車で濡れて会場に向かうのも人生かと思っていたら、すっかり止んでくれました。ボーデン湖の女神さま、ありがとう。ボクも好きですよ。今日は早く切り上げて、後であなたに会いにいきます。
会場はこんなかんじ。全部で12個ぐらい、ホールがあります。幕張メッセでの自転車ショー、2ホール分と比べると、単純に6倍。
ただ、レイアウトがうまくて、それぞれのホールに、メジャーな(あなたが大好きな)メーカーがあるため、訪れた人は、すべからく全てのホールに足を運ぶことになります。そのため、ボクらの小さな2m×3mのブースにも、訪れてくれてありがたいありがたい。
ブースを訪れてくれた人の質問に応えている以外は、だいたいベースを弾いています。ここにいる時間の半分ぐらいは、ずっとプレイタイムです。いままで、こんなに集中して楽器に取り組んだ一日は生涯ありません。家で弾くと奥さん嫌な顔するし。いやあ、本当に充実した一日でした。ありがたいありがたい。
ああ、そうそう、仕事もしてますよ山田社長。ベースを弾いてると、みんなニコニコして、覗きにきてくれるのです。もちろんほっぽっておいてこっちは生涯初の充実したプレイデイを続けているのですが、そのうち、だいたいあちらから質問されます。そうなると、トークタイムにはいります。
イギリス、ドイツ、スイス、フランス、台湾、韓国、アメリカ、イタリア、の順ぐらいで、興味を持ってもらえます。まずイギリス。こちらでは『大学に通うための自転車ウェアが欲しい』との要望が強いです。今やロンドン中心部あたりじゃ、クルマに乗れるのはホントの金持ちか、ホントにクルマが必要な人々(壮年の方ほか)だけみたいですからね。ドイツは『どっかにいくための、レースウェアじゃないウェアが欲しい』、スイスは『かっこいいじゃん』、フランスは『高くてもいいものがあれば』、台湾『これから自転車文化が始まるから』、韓国『メイドインジャパンか?』、アメリカ『売れそう。もっと安くならないの?』知らん。いいですか、日本人であるボクらは、あなたと同じ(か高い)生活水準で、あなたと同じ(かそれ以上)の給料をもらって生活しています。あなたが、このカスクを一個作ったとしたら、それでいくらもらえたら満足ですか? 安いの欲しかったら、巨大メーカーがどっかの賃金の安い国で、法と世間の目をかいくぐって作って『お安くしました!』と声高らかに宣言するのを待てば良いのでは? リンプロジェクトは、製品を作ってくれている人々の顔を知っているので、そんなに安くできません。ファッションブランドでもないので、セールも絶対にありません。ごめんなさい。本当に。
と話すと、みんなわりと納得してくれます。あの国とあの国の人たちは、不満顔だけどね。お国柄? 時代のせい? 教育のせい?
という感じです。ブースから50m以上離れていないので、ショー自体は全然見れていません。今日あたりは、そのあたりの隙を縫って、ちょっと探索してみたいとも思います。ユーロバイク会場におられる日本人の方々、ボクが来ますよ。ひさしぶりに立ち話でもしましょうか。
Topicトピック:
2009ユーロバイク出展
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