ついに、夏到来。ことしの夏は、
例年になく暑くなりそうですね。
夏と言えば夏休み。夏休みと言えば、ツーリング。
本日は、ツーリングと言えば、
絶対に持ってなきゃいけない
空気入れのお話をしましょう。
携帯用のコンパクトな空気入れ。
ツーリングをお考えの方だけでなく、
暑いこの時期には、毎日のライドでも持っておきたいもの。
気温が上がると、タイヤとチューブのゴムが柔らかくなり、
いつもより、フニャッとしがち。つまりパンクする
可能性も上がるからです。
熱で空気が膨張して、
かってにパン!と破裂しちゃうこともあります。
パンクの修理方法自体は、こちらの記事をごらんください。
http://rinprojectnews.blogspot.com/2010/04/blog-post_9601.html
通常、コンパクトな空気入れは、
こんなふうに、空気を入れます。
でも、実際に使ってみるとわかりますが、
チューブのバルブに直接差し込んで使うタイプのものは、
ちょっと、使いにくい。力も入れにくい。
ガシガシと空気を入れている最中に、
力が変に入って、バルブが曲がったり、
最悪の場合、バルブが折れてしまって
空気がぷしゅー。そうなってしまうと、
そのチューブは、もう使用不可能。
山の奥で、もし、そんなことになってしまったら。
くわばらくわばらがくぶるかくぶる。
そこで心配性のブログは、このタイプの
空気入れを持ち歩く時は、こんな延長チューブを
いっしょに持っています。
こうやって、エクステンション。
チューブのバルブに差し込んで、
こんなふうに使います。
大きな空気入れ、通称『フロアポンプ』のように
地面を使って空気を入れられるので、
腕の力もつかわず、バルブを曲げることもなく、一石二鳥。
ただ問題は、この延長チューブ、
安いし、便利なのですが、最近、
自転車屋さんではあまり売っていないのです。
なんででしょ?
そこで、賢いツーリング機材でおなじみのブランド、
<トピーク>は、こんな空気入れを出しています。
《マウンテンモーフ》というモデル。
http://www.topeak.jp/pump/ppf01500.html
もとから、延長チューブが付いており、
もとから、こういうふうに使うようにできてます。
ラクチンで、空気の入りもいい感じなのです、が、
やっぱり問題ひとつ。でかい。パニアバッグに
入らなかったりもする。
そしたら! 見つけた! またまた<トピーク>!
《レースロケット マスターブラスター》
今年の新製品のようです。
http://www.topeak.jp/pump/ppm07400.html
いやいや、小さいだけのポンプなら、いくらでもあります。
こいつの、すごくて、愛しちゃうところは、
先っぽのこの部分を廻すと
びよーん。
しかも! アメリカだろうがフランスだろうが
そのまま使える『スマートヘッド』の口金!
直訳すると、『かしこい頭!』
そんでもって、こう。まあ、小さいので、
ブログの使ってる700c×30cのタイヤだと、
走れるレベルまで空気が入るのに、
だいたい150回ぐらいポンピングしなくちゃですが、
それでもなぜか、押しはそんなに重いわけでもなく
バルブに負担もかからず、力をポンピングに集中できます。
こいつは、ひさびさにみる、名品だと思います。
名前の《レースロケット》が語るように、
レースでの使用を考えた物だと思うのですが、
そんなそんな、レースにだけつかうなんて、
MOTTAINAI。
5032ツールキットに、入っちゃう大きさなのです。
http://rinprojectshop.open365.jp/Products.67.aspx
これで、KANPEKI。
ツーリング・ツールキット、イッチョ上がり!
みなさん、この空気入れ、
自転車でどっか行くのが好きな人のマストアイテムに決定。
しかも3,780円。
スマートな自転車屋なら、いまどき、置いてあるはず。
売り切れる前に、急げ!