こんにちは。リンプロ初心者マークのマハルです!
rinprojectからは、カメラマンも兼任するロッキーさんと川合さん(またの名をベッキー)僕の3人、そしてBIKE&CAMPスタッフからは山下さん、沖本さん、野地さん他、一般参加者を含め総勢21名で向かいました。
金曜の仕事終わり、浅草の店舗からリンプロの3人で竹芝のターミナルに向かいます。予報の雨が降りだす前に到着、そばを食べて輪行準備を開始。
船旅の前の独特なワクワクそわそわ感を楽しみながら出航を待つ時間、お手軽にこの感覚を楽しめるのも伊豆大島の魅力です。
翌朝(3/18)は予報どおりの雨、ということでみなさんしっかりと雨具の準備をして上陸。
天気に不安を感じながらもまずは朝ごはんを買いにパン屋の「しま←じま」に向かいました。知らなければ通りすぎてしまうような普通の民家の佇まいが島の良い雰囲気を醸し出します。店内には甘い系からしょっぱい系まで色々なパンが売られていてどれも美味しそう。もちもちパンに満足していざ、目的地の波浮を目指します。
3月にしては低い気温と雨と風、そして出発早々から始まる坂道に苦しめられますが、さすが皆さんキャンセルをせずに参加した強者ばかり。この状況でも明るく楽しく困難を吹き飛ばしながら和やかな空気で進みます。
みるみる内に霧に包まれますが「辛い時は歩いて登ろう」の心構え、余裕のある方は頂上で急かすことなく後ろの人を温かく迎えながら坂道エリアをクリア。
こうして目的地の「青とサイダー」に到着。こちらはゲストハウスですが今回はBIKE&CAMPの醍醐味、ということでテントでの宿泊です。(今回はBIKE&CAMP企画として、通常はできないキャンプ泊をさせてもらいました。)
相変わらず雨は降り続きますが、談話室を解放していただき、荷物を避難させつつ、思い思いに好きなお酒やおつまみで至福の時間を過ごします。
オーナーの吉本さんは「笑い皺が人を表す」とよく言いますが、まさにその表現がぴったりの笑顔が素敵なとても気さくな方。吉本さんが何年も前、友達と自転車旅行をした際に青空の下で飲んだサイダー、それがとても美味しかったそうです。
ただ味自体が美味しかった、というよりそのシチュエーションが美味しくさせてくれた、そしてその雰囲気を味わってもらいたい、ということで「青とサイダー」という名前を付けたそうです。海の近くを感じさせる爽やかさ、そして覚えやすさ。とても良い名前です。
以前はファッション関係のお仕事をされていた吉本さん。「何かを買うときにお友達価格って苦手なんですよね。だって応援したい、好きって気持ちがあるからむしろ多く払いたいくらいじゃないですか?」と語る、損得だけで考えないこの熱い気持ちがいろんな人を巻き込みながらこの暖かい空間を作り出しているんだなと感じさせました。
まだ出来てから日は浅く、コロナの影響もあったそうですが口コミでどんどん人気が出そうなこちらのゲストハウス、とてもおすすめです。
夜になると雨は止み、キャンプの達人佐藤さんの焚き火講座が始まりました。湿気た薪も何のその、あっという間に暖かくて心地の良い空間の完成です。こうして思い思いの時間の使い方で、夜は更けていくのでした。
翌日(3/19)は昨日の雨を遠い昔に感じさせる晴天。近くのトウシキキャンプ場に移動して絶景を望んだり、
大島のニュージーランドと呼ばれる場所へ行ったりした後、
元町ではしばしの自由行動。
そして最終目的地は出航地点である岡田港。
参加者の皆さんは口を揃えて「昨日があったからこそ今日の天気が尚更気持ち良いね~」と晴れやかな表情で語っていました。その姿がとても印象的。
こうして主催の山下さんによるナイスアテンドにより、伊豆大島バイクトリップの幕は閉じたのでした。僕個人としては先輩であるロッキーさん(輪に溶け込むのがお上手!)&ベッキーさん(笑顔が素敵な細やかな気遣い精神の塊!)の背中はまだまだ遠いぜっと感じさせる経験に…。もっと精進します!
●今回お世話になったゲストハウス
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