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2009/10/03

運ぶ自転車、後編。

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このたびの我々、CMWC2009への出展は、自転車だけでやってみました。浅草からお台場なんて、浅草からユーロバイクに比べりゃ近い近い。しかも今回は、同僚という名のエンジンもおります。

CMWC 2009 http://www.cmwc2009.com/



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Burleyバーレー(バーリー)のトレーラーを使いました。アメリカあたりじゃよく見るトレーラーです。今乗ってる自転車に、そのまま付けられるのがすてきなこのバーレーについては、このページに詳しいです。
http://evc.cocolog-nifty.com/okochama/2008/01/burley_design_0f36.html

Burley http://www.burley.com/



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バーレー以外にもいろいろあります。例えばこれはChariotチャリオット。『自転車』『トレーラー』でネット検索すれば、たくさんでてきます。

Chariot http://www.chariotcarriers.com/



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カナダ、バンクーバーで見かけたこれはわかりません。たぶん飛行機で動物を運ぶときに使うあれを、自分でなにしたのでしょう。



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ただ、二輪の場合、どうしても走行抵抗や、コーナーでの自転車への追従性が少なくなります。つまり、自転車っぽい走り感がなくなるのです。クルマみたいになっちゃう。
そこで、荷台を一輪の車輪で支えたBOBトレーラー。わかってる人の自転車トレーラーとして、輪界では有名です。

Bob Trailers http://www.bobgear.com/



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走行感が軽く、左右に振れるヒンジも付いているため、スポーツ自転車にうってつけのトレーラー。



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日本でも売っております。BOBならぬ、KENトレーラー。かなりお得なお値段です。しかも折りたたみ可能。サスペンションとか付けてストロングなアメリカンのボブと、折りたたみ機能という繊細さを持つ日本人のケン。ケンとボブ、2人はいい友だちなのかもしれません。

KENトレーラー http://www.s-rinten.com/category/parts/1159411905.html



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これは、旅バッグ&携帯工具でおなじみTOPEAKトピークによる自転車ブランド、JANGOジャンゴ。

かごやバッグ、泥よけ、ライト、トレーラーなどをワンタッチで付け外しできるよう、自転車そのものにアダプターが組み込まれています。日常から旅、スポーツライドまで、自転車とアクセサリーとをひとつのユニットとして考えた、新しいあり方の自転車ブランドです。

TOPEAK http://www.topeak.jp/
JANGO http://www.jangobikes.jp/


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ジャンゴが、なぜジャンゴかと言うと、「じゃんけんでゴー!」の略だから。チームでみんなジャンゴ乗って、巨大なテントと椅子とビールをたくさん積んだこのトレーラーを、じゃんけんで負けたやつが引くのです。



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自転車の性能そのものを変えてしまおうというアタッチメントもあります。

Xtra Cycleエキストラサイクル。後輪を外して、チェーンを変えたりむにゃむにゃすれば、あなたの自転車が椅子も運べる自転車に早変わり。

上の写真、前にあるジャマなやつ向こうにあるのが、Cosset-Bagsコゼバッグ、ちえさんの出展ライド。Surlyサーリーの1x1ワンバイワンをベースにエキストラサイクル付けて、液晶テレビとかいろいろ積んできてました。

Xtracycle http://www.xtracycle.com/
Cosset-Bags http://cosset-bags.com/
Surly http://surlybikes.com/



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こっちの写真だと、わかりやすい。




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走れば回るミキサーも付けられます。通勤後のミネラル補給も簡単です。




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このエキストラサイクルとサーリーとは仲が良くて、だったらハナから積む用にフレーム作ってもいいじゃん、で出来たのがサーリーのBig Dummyビッグダミー。




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こんなフレームです。すごく長い自転車。




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一方、この長い自転車を、プロダクションバイク、すなわちお手頃完成車として作ったのがコナ。名前はUTE。ユーティリティ・なんちゃら・かんちゃらの略なんでしょう。


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バッグが付属するのかは、ネット検索ではわかりませんでした。

Kona Bicycles http://konaworld.jp



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もっと長いのは、サーリーの本社QBP内で見つけたこの自転車。ダウンチューブには、『Project Rwandaプロジェクト・ルワンダ』と書いてあります。

北米フレームビルダー・ブランドの雄、トム・リッチーが参画するプロジェクトです。このCoffee bikeコーヒーバイクなんだと思います。地域経済を活性化するために、コーヒーの収穫を自転車で運べるように。

Project Rwanda http://projectrwanda.org/

How a bike can change your world http://projectrwanda.org/impact



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荷物を後ろに積むタイプの『運ぶ自転車、後編』、日本に目を向けてみましょう。

日本ではすでに、ひとつの流通システムとして組み込まれています。日本の流通、宅配便会社が採用するこの『新スリーター』がそう。クルマが入りにくい浅草の奥まったところにあるリンプロジェクトから製品出荷にも、大活躍してくれてます。特長は、下記ページにて。

新スリーターとは - ヤマト運輸 http://www.kuronekoyamato.co.jp/kankyou/page/04_5/threeter.html


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21世紀型のママチャリ式リアカー・システムとして、そのシステムは市民権を得ております。これは、その辺でみかけたリアキャーリアの例。基本の仕組みは新スリーターとほぼいっしょ。台車まで積める、働く人のための自転車。



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キャリア側のアタッチメントはこうなっています。スチールのがっちりとした造りです。



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自転車側はこう。見るからに頑丈そうで、もう働く自転車感ばりばりです。さすが、実用自転車の国、日本がつくる自転車です。



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とくにやばいのは、ハンドル位置。前傾姿勢、熱すぎます。



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つべこべ言わずに後ろに積んじゃえばいいじゃん、というのがニューヨーク/クィーンズ・スタイル。ニューヨークタイムズのウェブ版ではそう伝えています。

NY Times
http://www.nytimes.com/2007/11/29/nyregion/29bikes.html


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こんな具合。

2 件のコメント:

  1. こんにちは、はじめまして、yoshidaと申します。
    トピークの記事をブログで書いていて画像を検索していたらこちらの記事にヒットしたので画像を拝借するとともにこのページへのリンクを勝手ながら貼らせていただきました。
    もし不都合でしたら削除しますので連絡ください。
    記事は下記のURLです。
    http://jitenshatoryokou.com/archives/313

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  2. YOSHIDA様 コメントありがとうございます。
    引用元としてリンクしていただいていますので問題ありません。
    良いトレーラーにめぐり合えますように!

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